2014年04月30日

この時期に気をつけること

こんばんは
四季の移り変わりに関係なく、高率で半袖白衣のきなしん院長です。

明日から5月です。初夏のようになってきました。
半袖のきなしん院長も漸く過ごしやすくなってきました。

そんな時期、バイキンも虫もやっぱり過ごしやすい時期になってきて、
細菌感染や怖い寄生虫を媒介するノミやダニ、フィラリアを媒介する蚊も活動が盛んになってきます。
細菌や真菌やムシムシワールドが盛んになってくるのですむかっ(怒り)


気温が上昇してくるとかかりやすいものの例として

ワンコ:細菌性下痢嘔吐、細菌性真菌性外耳炎、細菌性真菌性皮膚炎。
    ノミダニ寄生。フィラリア症。などなど
    
その他、元々心臓が悪い子で、気温の上昇に体がついて行けなくなって起こる呼吸困難を症状とする肺水腫も春先から夏にかけて多くなってきます。
発情から一ヶ月位あとの元気食欲低下などを伴う子宮蓄膿症(細菌感染が原因)。



にゃんこ:喧嘩による咬傷の化膿、蚊の咬傷によるアレルギー性皮膚炎。ノミダニ寄生などなど。フィラリアに関しては犬よりは感染率はぐっと低いのですが、希に感染し突然死の一因となります。

フェレットさん:フィラリア感染症。ノミダニ寄生、細菌真菌性外耳炎などなど。

小鳥さんうさぎさん小動物たちは それほど季節性も無い気もしますが、ケージ内の湿気にご注意ください。

あと皆に共通して言えることですが、まだ外気は涼しいのですが、駐車している車の中にちょっとだけよ〜って置いておくと、今時期から熱中症になり、亡くなってしまうこともありますのでご注意ください。


そんなこんなで、アスリーは4月30日 すべての症例に全力投球で、明日の診察開始までOFFとさせていただきます。


明日も自分自身がじぶんちの子に受けさせたい獣医療を提供できるよう
スタッフ共々 体育会系動物病院で頑張ります。

伝染病予防のワクチン接種は毎年
フィラリア予防は6月〜12月に月一の薬の投与
ワンコは狂犬病予防注射に、わんにゃんフェレットうっさーのノミダニ予防!!
お気を付け下さいexclamation×2


ぴかぴか(新しい)本日の読者モデルぴかぴか(新しい)

お耳掃除の アンディー君 
かわいいお顔にキュートなお口で耳掃除の間 グッと我慢の今年で14歳の男子でした。
IMG_2518.JPG
今度はこちらの角度です。
ダックちゃん2.JPG

かわいいご協力ありがとうございましたかわいい

posted by きなしん at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 病院
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