2010年08月20日

動物病院のお仕事

こんばんは

心に浮かんだつれづれなることを・・・・



動物病院のお仕事

たのしいです。

でも 大変です。


私が動物のお医者さんになろうと思ったのは
小学生の低学年。

多分 小学2年か3年の頃のようです。
当時の文集に 将来なりたいもの・・・・獣医さん


と 書き記してあります。



はじめて 飼った動物は 
もうちょっとさかのぼって

保育園の頃に ねだってねだって
小鳥屋さんのショーウィンドーに張り付いて

ねだっても買ってもらえず 諦めていたころ
保育園から帰ると 裏庭のもの干しに 
そっとつってあったぴかぴかの鳥かごに入った 
つがいの十姉妹だったと思います。


十姉妹に始まり  うさぎに インコ うずらに リスに ハムスターに 川で捕まえてきた ザリガニ めだか フナや なまずや・・・・・・

そして とうとう 念願の わんこ

一年生のときに 迷ってきた雑種の犬でした。


それからは 数々の わんこやにゃんこを拾い続け
病気になったり事故で亡くなったり 色々で

だったら 自分が獣医になったら手っ取り早いのでは!!

病気になったときに どうやったら一番よいのか
また その病気を理解したいとの 思いから

獣医師になったというわけです。


獣医師になるのに 浪人もしたし 第一希望の大学にも振られるし・・・・神様なんていない 自分でやるしかないんだ!!
なんて 思った日々もありました。

やっと大学を出て 国家試験に受かっても
新米ぺーパー獣医師は、まったく役に立ちません。

そこからがまた修行で 修行 修行の 日々でした。

あっという間に時がたち
(あっという間に歳もとり??)

何とか自分の病院を開くことが出来ました。


ここまでの道のりも 思い起こせば 長いですねー

ただ 今がスタート 始まりですので

またまた ニン ニン 


果てしなく続く修行の道

日々進化する獣医療を追いかけつつ
皆さんに よりよい 治療を提案するために
がんばらねばと 思っています。



この間
夜な夜な脂汗をかきながら 手術をした子が 元気になって帰っていきました。
飼主さんもうれしそうな顔で帰っていかれました。

そうかと思えば 治療の甲斐なく 亡くなってしまう子もいます。
なんとか助けようと いくらがんばっても 力入れて念を送っても亡くなってしまえばおしまい。

結果がすべて・・・

亡くなってしまった子が帰ってしまっても いつも思うのは

亡くなることに 慣れてしまってはいけない。

その子にとっては 一度きり それぞれの命は一度きりだから
可能性を出来るだけ引き出さないといけない  と肝に銘じます。





動物病院は 人間の病院と比べると
専門に分かれておらず 

産婦人科から 内科 外科 歯医者さんに 老齢介護 などなど

守備範囲が広いため 
動物と人間の命が同じとすると 
病院でおこる様々なドラマが凝縮されているかも知れません。


なんて やや 感動的に?書いていますが

結構真面目に そう思います。


とはいえ 日々 私たちの治療しようという気持ちとは裏腹に
わんこに かまれ
にゃんこや うさぎさんに 引っかかれ
ハムスターやインコにかじられつつ


時には
顔にまで 肛門嚢や おしっこが飛んできたりもしますが、
好きな仕事が出来るってことは 幸せだなーと 思っています。



その分の代償も大きいですけどね(いろいろ・・・)










あこがれる人も多いかも知れませんが



動物病院のお仕事は 本当に 大変です。

でも 楽しいです。


06-06-11_ちびねこ.jpg

添付は数年前に拾ったにゃんこ

瀕死の状態で
一分間に一回くらいしか呼吸していなかったのに
今じゃ よそのオタクで まるまるデブにゃんこになっているようです。



posted by きなしん at 01:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 病院

2010年06月14日

リードフックです。

気づかれた方もおられるかも知れませんが
ようやくリードフックなるものが出来ました!!

一つ目は 受付横
t.JPG


二つ目は トイレの中
gC.JPG

にゃんこや わんこを入れたキャリーも一緒に持って入れますよ。
リードフックに大型犬をつなぐのはきびしいですが(壁の耐久性上)、トイレ内の中は広いのでご一緒にお入り下さっても結構です。

三つ目は 外待合です。
ベンチも出来ました!!
O.JPG

リードフックは 体重制限があり 15キロまでですが、
どうぞご利用ください。
大型犬もつなげるものがあればよいのですが、裏地の関係やらなんやらで体重制限つきです。
すいません。




少しずつですが 院内で皆様が少しでも快適に過ごせるよう努力していきます。


posted by きなしん at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 病院